石
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季節季節が素通りする
來るかとおもつて見てゐると
來るかのやうにみせかけながら
僕がゐるかはりにといふやうに
街角には誰もゐない
徒勞にまみれて坐つてゐると
これでも生きてゐるのかとおもふんだが
季節季節が素通りする
まるで生き過ぎるんだといふかのやうに
いつみてもここにゐるのは僕なのか
着てゐる現實
見返れば
僕はあの頃からの浮浪人
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