口のある詩
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たびたび出かけて
出かけるたんびに
借りて来ない日はないみたいで
借りて来る金はそのたんびに
口のなかにいれるので
口のために生きているのかと
腹の立つ日がたびたび重なって来たのだ
その日それで口を後廻しに
わめき立てる生理に逆らいながら
ペンを握って詩を夢みていたところ
おもいなおしてひそかに
これまでの借りを調べてみたのだが
住宅難も口のせいみたいなものか
十坪そこらの家ならば
すぐ建つ筈の
借りを食っているのだ
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