再會
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詩人をやめると言つて置きながら 詩ばつかりを書いてゐるではないかといふやうに
つひに來たのであらうか
失業が來たのである
そこへ來たのが失戀である
寄越したものはほんの接吻だけで どこへ消えてしまふたのか 女の姿が見えなくなつたといふやうに
そこへまたもである
またも來たのであらうか住所不定
季節も季節
これは秋
そろひも揃つた昔ながらの風體達
どれもこれもが暫らくだつたといふやうに大きな面をしてゐるが
むかしの僕だとおもつて來たのであらうか
僕をとりまいて
不幸な奴らだ幸福さうに笑つてゐる
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