紅情紫根
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ほそ筆もつ子
え堪へんや
友の終の身
調を問ふな
長き詩みじかき歌
ある日ある時
ねたしと見し
そのゑすがた
手筥に今
後も秘めむ
理想の友
姉と謂ひて
うなじまくに
このかひな
あまりかよわし
とかば髪
四尺はあらむ
胸により
わななくたけなが
あゝ裏くれなゐ
真玉に似たる
涙のおもて
ぬぐはんいざ君
朱の袖口
われも少女
日はいつ六日
理想わかき子
葬り終んぬ
霧ふかき京の山
あゝ恨み
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