元旦の歌(『晶子詩篇全集拾遺』収録・同題第2篇)

与謝野晶子

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やれ、春が来た、ほんのりと 日のさす中に、街々の 並木二側、梅ねずみ。 やれ、春が来た、この朝の 空は藤色、日本晴 下に並木の梅ねずみ。 やれ、春が来た、金の目が どの窓からもさし覗く そして並木の梅ねずみ。

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