向日葵と花子

与謝野晶子

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ほんに不思議や、きらきらと 光る円顔、黄金の髪、 童すがたのお日様が、 風に吹かれてゆらゆらと 黄金の車に乗りながら、 青い空から降りて来て、 花子の居間をさし覗く。 小さい花子はお日様を 近く眺める嬉しさに、 眩しいことも打忘れ、 思はず窓に駆け寄れば、 またも不思議や、お日様は 直ぐに一輪、向日葵の 花に変つて立つて居る。

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