一九一八年よ
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暗い、血なまぐさい世界に
まばゆい、聖い夜明が近づく。
おお、そなたである、
一千九百十八年よ、
わたしが全身を投げ掛けながら
ある限りの熱情と期待を捧げて
この諸手をさし伸べるのは。
そなたは、――絶大の救世主よ――
世界の方向を
幾十万年目に
今はじめて一転させ、
人を野獣から救ひ出して、
我等が直立して歩む所以の使命を
今やうやく覚らしめる。
そなたの齎すものは
太陽よりも、春よりも、
花よりも、――おお人道主義の年よ――
白金の愛と黄金の叡智である。
狂暴な現在の戦争を
世界の悪の最後とするものは
必定、そなたである。
わたしは三たび
そなたに礼拝を捧げる。
人間の善の歴史は
そなたの手から書かれるであらう、
なぜなら、――ああ恵まれたる年よ、――
過去の路は暗く塞がり、
唯だ、そなたの前のみ輝いて居る。
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