少女子の花
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教へ子のわが少女たち、
この花をいざ受けたまへ。
君たちのめでたき門出、
よき此日、うれしき此日、
そのはじめ皆をさなくて
ほの紅き蕾と見しも、
いつしかとわが少女たち
この花にいとこそ似たれ。
似たまふは姿のみかは、
うるはしく匂へる色は
やがて其の豊かに開く
新しきみこころの花。
教へ子のわが少女たち、
この花をいざ受けたまへ。
この花にその自らの
幸ひを眺めたまへよ。
いとよくも修めたまひき。
つつましく優しきなさけ。
明るくも敏きその智慧
創造の妙なる力。
君たちの行手の道は
ほがらかに春の日照らん。
荒き風よしや吹くとも、
少女子の花はとこしへ。
かく云へど、永き年月
相馴れし親のこころに、
別れをば惜む涙の
つと流る、如何にとどめん。
いざさらば我が少女たち、
この花のごとくにいませ
若やかに光りていませ
この花をいざ受けたまへ。
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