かなしい囚人

萩原朔太郎

タグを編集・提案

作品の主題・モチーフなど、対象に固有の情報を登録してください。年代・形式・表記・文学運動などの共通分類は登録できません。会員タグの追加と、正式タグの削除は、5人の支持で自動反映されます。

ログインするとタグの追加・削除を提案できます。

かれらは青ざめたしやつぽをかぶり うすぐらい尻尾の先を曳きずつて歩きまはる そしてみよ そいつの陰鬱なしやべるが泥土を掘るではないか。 ああ草の根株は掘つくりかへされ どこもかしこも曇暗な日ざしがかげつてゐる。 なんといふ退屈な人生だらう ふしぎな葬式のやうに列をつくつて 大きな建物の影へ出這入りする この幽靈のやうにさびしい影だ 硝子のぴかぴかするかなしい野外で どれも青ざめた紙のしやつぽをかぶり ぞろぞろと蛇の卵のやうにつながつてくる さびしい囚人の群ではないか。

ログインすると、この作品に自分だけに見えるメモを残せます。

批評・感想 0

作品から読み取ったことや、自分の中に生まれた感覚をまとまった文章で残す場所です。

まだ解釈・感想はありません。

かなしい囚人の談話

疑問や連想、ちょっとした読み方などを気軽に話せます。

まだ投稿はありません。

話題を投稿する

かなしい囚人に寄せられた作品

詩から生まれた翻案・イラストや、朗読・解説などの関連リンクを持ち寄れます。

まだ投稿はありません。

この詩に作品を寄せる