光の歌
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光は白き鳥となりて
輝く空の黎明に、
めざめてもなほ麗はしき
夢の翅や。
曉星清き天の園に
瑞木は匂ふ彩の氣息、
見よ雲もまた命ある
香にこそ染まれ。
世は新しき日にかへりぬ、
運命の車いと暗き
轍のあとも古歳の
塵にかくれよ。
何處に人は徂き果つとも、
この日めざめし天の戸の
光の誘ひとことはに
われはたのまむ。
溶けたる瑠璃の高き淵に
雲は流れて注ぐ時、
焔うかべし朝のいろ、
朝のよろこび。
太虚の宮殿の階段踏み、
聖き扉に手を寄せて、
誰が權威にか披きけむ、
樞ぞ響く。
げに今白き鳥となりて
光は天を離れけり、
天を離れてわか草の
野にこそ降れ。
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