草莽蕪頌

蒲原有明

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よろこび なれがゆらめく高むね 大海原にゆきめぐれる 潮なれやさこそ 光にみちてもあふるるなれ よろこび なれがにほへる唇 かの曉に天あけゆく 焔なれやさこそ 熱き絃ふるへ音にたつなれ よろこび なれがすがたや何なる 望に照れるそのよそほひ さればさればさこそ いといと高きをたたふるなれ 東方 ここに國するよろこび 高日繞れる黄金御座 ああ誰かはここに み座のにほひを仰がざらむ くにたみ われらささぐる讃歌 せめて眞白き翅とらば ああ御輦めぐる この日の榮もて天かけらむ よろこび なれがねがひはくまなく かがやく幸やそのもろごゑ さればさればさこそ いといと高きをたたふるなれ

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