胡瓜

北原白秋

タグを編集・提案

作品の主題・モチーフなど、対象に固有の情報を登録してください。年代・形式・表記・文学運動などの共通分類は登録できません。会員タグの追加と、正式タグの削除は、5人の支持で自動反映されます。

ログインするとタグの追加・削除を提案できます。

そのにほひなどか忘れむ。 ほのじろき胡瓜の花よ。 そのひと日、かげにかくれて わが見てし胡瓜の花よ。 かの日には歌舞伎見るとて 父上にせがみまつりき。 そがために小さき兄弟 日をひと日家を追はれき。 弟は水の邊に立ち、 聲あげて泣きもいでしか。 われははた胡瓜の棚に 身をひそめすすり泣きしき。 かくしても幼き涙 頬にくゆるしばしがほどぞ、 珍らなる新らしき香に うち噎びなべて忘れつ。 さあれ、かの痛らき父の眼 たまたまに思ひいでつつ、 日をひと日、泣きも疲れて 數へ見てし胡瓜の花よ。

ログインすると、この作品に自分だけに見えるメモを残せます。

批評・感想 0

作品の表現や構成を検討し、根拠を示しながら評価・講評する場所です。

まだ批評・講評はありません。

胡瓜の談話

疑問や連想、ちょっとした読み方などを気軽に話せます。

まだ投稿はありません。

話題を投稿する

胡瓜に寄せられた作品

詩から生まれた翻案・イラストや、朗読・解説などの関連リンクを持ち寄れます。

まだ投稿はありません。

この詩に作品を寄せる