一〇三三悪意(『詩ノート』収録)
本文の表示
一九二七、四、八、
夜の間に吹き寄せられた黒雲のへりが
潜んだ太陽に焼けて凄まじい朝になった
今日の設計には
あの悪魔風の鼠と赤とを使ってやらう
口をひらいた魚のかたちのアンテリナムでこさへてやらう
いまにあすこはみんな魔窟にかはるのだから
その斜面に居て仕事をしたら
風がさむく
陽もいちにち薄いだらうけれども
ゆふべみぞれが降らなかっただけ得をしたのだ
ログインすると、お気に入り登録や選集への追加ができます。
ログインすると、この作品に自分だけに見えるメモを残せます。
一〇三三悪意の談話
疑問や連想、ちょっとした読み方などを気軽に話せます。
まだ投稿はありません。
一〇三三悪意に寄せられた作品
詩から生まれた翻案・イラストや、朗読・解説などの関連リンクを持ち寄れます。
まだ投稿はありません。
批評・感想 0
作品の表現や構成を検討し、根拠を示しながら評価・講評する場所です。
まだ批評・講評はありません。
ログインすると批評・講評を書けます。