赤城山にて

室生犀星

タグを編集・提案

作品の主題・モチーフなど、対象に固有の情報を登録してください。年代・形式・表記・文学運動などの共通分類は登録できません。会員タグの追加と、正式タグの削除は、5人の支持で自動反映されます。

ログインするとタグの追加・削除を提案できます。

自分は今きたないものを弾き飛ばす 自分はこの美のなかに呼吸する 自分の頬にはじめて 微笑が乗りうつる ひとりきりで生きて来た 勝利を感じる ひとりきりでゐたことに 勇敢を顧る はじき飛ばす きたないものを ふりおとす 自分はあしの強い蝗のやうだ 満山に荒れた冬 満山の新芽 それらは今悠悠として燃えつつある 山も地面も 鉄のやうに固い これらの自然は今自分のままになる 自分はさかんに深い呼吸する さかんに消化する むさぼる 初初しい新鮮な眺めに浴り ゆつくり ねむる ねむつてゐる間にも この広大な自然から さかんな力が集つて来るであらう さわやかな風等はいつまでも たえず私を平和に誘つてくれるであらう 身もこころも 爽やかに洗ひ清められるであらう 美しいものはいつでも孤独の中にある。群集は美を会得しません。彼は自分を導く宗教を持たないからです。ロダンの言葉。クラデル女史。

ログインすると、この作品に自分だけに見えるメモを残せます。

批評・感想 0

作品の表現や構成を検討し、根拠を示しながら評価・講評する場所です。

まだ批評・講評はありません。

赤城山にての談話

疑問や連想、ちょっとした読み方などを気軽に話せます。

まだ投稿はありません。

話題を投稿する

赤城山にてに寄せられた作品

詩から生まれた翻案・イラストや、朗読・解説などの関連リンクを持ち寄れます。

まだ投稿はありません。

この詩に作品を寄せる