星簇
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雲と雲との間に
ずつと遠く一つきりに光る星、
その星はきえたり
またあらはれたりする不思議な星、
ちぢんだり伸びたりする光、
雲と雲との間にそれがちらつく
毎晩こちらから覗いてゐると
あちらでも毎晩覗いてゐる
ながく覗いてゐると
ますます親切に鋭どくなる星、
電話のやうなものが星と星との間に
いくすぢも架けられ
絲をひいて
下界のわたしの方まで
寂しい聲をおとしてくる
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