小詩一つ

室生犀星

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私は感謝した さうしてゐる間に 自然と運命とは私どもをとりまいた ひき離した だんだん逢へなくなるといふことは だんだん手もとどかなくなり だんだん遠くなることだ しかし苛酷で優柔な自然は 私にいつも愛されてゐる

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