ゆめ
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わたしはゆめを見た
ひとつきりのゆめを……
それはいつ見たゆめかわからない
けれどもわたしはそのゆめのなかで
ふしぎなものを貰つた
小さくちかちか光つたもの
星に似たやうなもの
かたちのないもの
わたしのこころそのままなもの
わたしはわたしの心にあつてみた
ときには夜になると
ひつそりと私からはなれてゆく心を……
果しない遠いところへ
微妙なこどものやうになつて
星のなかへ
そこでさまざまなものに逢ふ
さまざまなけだものに逢ふ
ものをいはない影のやうな人物に逢ふ
そこにゐるものはみな裸で
美しい光のなかに遊んでゐる
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