蛙にのつた死の老爺

大手拓次

タグを編集・提案

作品の主題・モチーフなど、対象に固有の情報を登録してください。年代・形式・表記・文学運動などの共通分類は登録できません。会員タグの追加と、正式タグの削除は、5人の支持で自動反映されます。

ログインするとタグの追加・削除を提案できます。

灰色の蛙の背中にのつた死が、 まづしいひげをそよがせながら、 そしてわらひながら、 手をさしまねいてやつてくる。 その手は夕暮をとぶ蝙蝠のやうだ。 年をとつた死は 蛙のあゆみののろいのを気にもしないで、 ふはふはとのつかつてゐる。 その蛙は横からみると金色にかがやいてゐる、 まへからみると二つの眼がとびでて黒くひかつてゐる。 死の顔はしろく、そして水色にすきとほつてゐる。 死の老爺はこんな風にして、ぐるりぐるりと世界のなかをめぐつてゐる。

ログインすると、この作品に自分だけに見えるメモを残せます。

批評・感想 0

作品から読み取ったことや、自分の中に生まれた感覚をまとまった文章で残す場所です。

まだ解釈・感想はありません。

蛙にのつた死の老爺の談話

疑問や連想、ちょっとした読み方などを気軽に話せます。

まだ投稿はありません。

話題を投稿する

蛙にのつた死の老爺に寄せられた作品

詩から生まれた翻案・イラストや、朗読・解説などの関連リンクを持ち寄れます。

まだ投稿はありません。

この詩に作品を寄せる