藍色の蟇 あいいろのひき
| 著者 | 大手拓次 |
|---|---|
| 刊行年 | 1936 |
| 出版社 | アルス |
| 著作権 | パブリックドメイン |
大手拓次の没後、萩原朔太郎らの尽力で1936年に刊行された詩集。象徴的で幻想的な口語自由詩を収める。
収録作品
- 藍色の蟇 あいいろのひきがえる
- 陶器の鴉 とうきのからす
- しなびた船 しなびたふね
- 黄金の闇 おうごんのやみ
- 槍の野辺 やりののべ
- 鳥の毛の鞭 とりのけのむち
- 撒水車の小僧たち さっすいしゃのこぞうたち
- 羊皮をきた召使 ひつじがわをきためしつかい
- のびてゆく不具 のびてゆくふぐ
- やけた鍵 やけたかぎ
- 美の遊行者 びのゆぎょうしゃ
- 秋 あき
- つんぼの犬 つんぼのいぬ
- 野の羊へ ののひつじへ
- 威嚇者 いかくしゃ
- 憂はわたしを護る ゆうはわたしをまもる
- 河原の沙のなかから かわはらのいさごのなかから
- 仮面の上の草 かめんのうえのくさ
- 香炉の秋 こうろのあき
- 創造の草笛 そうぞうのくさぶえ
- 球形の鬼 きゅうけいのおに
- ふくろふの笛 ふくろふのふえ
- くちなし色の車 くちなししょくのくるま
- 春のかなしみ はるのかなしみ
- 輝く城のなかへ かがやくしろのなかへ
- 銀の足鐶 ぎんのあしかん
- ひろがる肉体 ひろがるにくたい
- 躁忙 そうぼう
- 老人 ろうじん
- 白い髯をはやした蟹 しろいひげをはやしたかに
- みどりの狂人 みどりのきょうじん
- よれからむ帆 よれからむほ
- 死の行列 しのぎょうれつ
- 名も知らない女へ なもしらないおんなへ
- 黄色い馬 きいろいうま
- 朱の揺椅子 しゅのゆらいす
- 法性のみち ほうせいのみち
- 金属の耳 きんぞくのみみ
- 妬心の花嫁 としんのはなよめ
- 蛙にのつた死の老爺 かえるにのつたしのろうや
- 日輪草 にちりんくさ
- ふくらんだ宝玉 ふくらんだたからたま
- 足をみがく男 あしをみがくおとこ
- むらがる手 むらがるて
- 怪物 かいぶつ
- 花をひらく立像 はなをひらくりつぞう
- めくらの蛙 めくらのかえる
- つめたい春の憂欝 つめたいはるのううつ
- ヒヤシンスの唄 ひやしんすのうた
- 母韻の秋 ははいんのあき
- 湿気の小馬 しっけのしょううま
- 森のうへの坊さん もりのうへのぼうさん
- 草の葉を追ひかける眼 くさのはをついひかけるめ
- きれをくびにまいた死人 きれをくびにまいたしにん
- 手のきずからこぼれる花 てのきずからこぼれるはな
- 年寄の馬 としよりのうま
- 鼻を吹く化粧の魔女 はなをふくけしょうのまじょ
- あをざめた僧形の薔薇の花 あをざめたそうぎょうのばらのはな
- 僧衣の犬 そういのいぬ
- 手の色の相 てのいろのそう
- 鈴蘭の香料 すずらんのこうりょう
- 香料の墓場 こうりょうのはかば
- 香料の顔寄せ こうりょうのかおよせ
- 舞ひあがる犬 まいひあがるいぬ
- 林檎料理 りんごりょうり
- まるい鳥 まるいとり
- 白い狼 しろいおおかみ
- 盲目の鴉 もうもくのからす
- 蜘蛛のをどり くものをどり
- 指頭の妖怪 しとうのようかい
- わかれることの寂しさ わかれることのさびしさ
- わらひのひらめき わらひのひらめき
- 夏の夜の薔薇 なつのよるのばら
- 木製の人魚 もくせいのにんぎょ
- 洋装した十六の娘 ようそうしたじゅうろくのむすめ
- 十四のをとめ じゅうよんのをとめ
- 椅子に眠る憂欝 いすにねむるううつ
- まぼろしの薔薇 まぼろしのばら
- 薔薇のもののけ ばらのもののけ
- 手をのばす薔薇 てをのばすばら
- 薔薇の誘惑 ばらのゆうわく
- 悲しみの枝に咲く夢 かなしみのえだにさくゆめ
- 風のなかに巣をくふ小鳥 かぜのなかにすをくふことり
- 足 あし
- 恋人を抱く空想 こいびとをいだくくうそう
- 西蔵のちひさな鐘 にしくらのちひさなかね
- さびしいかげ さびしいかげ
- あなたのこゑ あなたのこゑ
- 盲目の宝石商人 もうもくのほうせきしょうじん
- 十六歳の少年の顔 じゅうろくさいのしょうねんのかお
- 雪のある国へ帰るお前は ゆきのあるくにへかえるおまえは
- 焦心のながしめ しょうしんのながしめ
- 四月の顔 しがつのかお
- 季節の色 きせつのいろ
- 四月の日 しがつのひ
- 月に照らされる年齢 つきにてらされるねんれい
- 月をあさる花 つきをあさるはな
- しろいものにあこがれる しろいものにあこがれる
- 夢をうむ五月 ゆめをうむごがつ
- 莟から莟へあるいてゆく人 つぼみからつぼみへあるいてゆくひと
- 六月の雨 ろくがつのあめ
- 卵の月 たまごのつき
- 春の日の女のゆび はるのひのおんなのゆび
- 黄色い接吻 きいろいせっぷん
- 頸をくくられる者の歓び くびをくくられるもののよろこび
- 死は羽団扇のやうに しははうちわのやうに
- 雪が待つてゐる ゆきがまつてゐる
- 髪 かみ
- 夕暮の会話 ゆうぐれのかいわ
- 道化服を着た骸骨 どうけふくをきたがいこつ
- あをい馬 あをいば
- 青い吹雪がふかうとも あおいふぶきがふかうとも
- 朝の波 あさのなみ
- 白い階段 しろいかいだん
- しろい火の姿 しろいひのすがた
- みづいろの風よ みづいろのかぜよ
- 睫毛のなかの微風 まつげのなかのびふう
- そよぐ幻影 そよぐげんえい
- 薔薇の散策 ばらのさんさく
外部資料
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出典表記
脚注や参考文献欄に、そのまま貼れる形です。
大手拓次『藍色の蟇』(アルス、1936年)、PoetryFactory 自由詩ライブラリ、https://poetryfactory.jp/poets/ote-takuji/collections/aiiro-no-hiki/(2026年9月23日閲覧)
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