みどりの狂人
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そらをおしながせ、
みどりの狂人よ。
とどろきわたる媢嫉のいけすのなかにはねまはる羽のある魚は、
さかさまにつつたちあがつて、
歯をむきだしていがむ。
いけすはばさばさとゆれる、
魚は眼をたたいてとびださうとする。
風と雨との自由をもつ、ながいからだのみどりの狂人よ、
おまへのからだが、むやみとほそくながくのびるのは、
どうしたせゐなのだ。
いや……魚がはねるのがきこえる。
おまへは、ありたけのちからをだして空をおしながしてしまへ。
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