涙の門をゆきすぎて

薄田泣菫

タグを編集・提案

作品の主題・モチーフなど、対象に固有の情報を登録してください。年代・形式・表記・文学運動などの共通分類は登録できません。会員タグの追加と、正式タグの削除は、5人の支持で自動反映されます。

ログインするとタグの追加・削除を提案できます。

涙の門をゆきすぎて、 わが家居こそそこにあれ、 『笑ひ』の花も、『嘆かひ』の 垂り葉も生ひぬ夕庭は、 橡色の被衣して、 墳墓の如しめやぎぬ。 涙の門をゆきすぎて、 そこに『沈默』の樹こそあれ、 しろがねの葉のした蔭に、 『思慧』の木の實を採り食みて、 生は榛實の虚の實の 『寂み』をのみ味ひぬ。 涙の門をゆきすぎて、 神こそ坐せれ、古御達、 天つ御宣の老舌に、 ひと日は、知らずつらかりし、 さあれ、風雅に數奇なりし 運命神をこそは忍びしか。

ログインすると、この作品に自分だけに見えるメモを残せます。

批評・感想 0

作品の表現や構成を検討し、根拠を示しながら評価・講評する場所です。

まだ批評・講評はありません。

涙の門をゆきすぎての談話

疑問や連想、ちょっとした読み方などを気軽に話せます。

まだ投稿はありません。

話題を投稿する

涙の門をゆきすぎてに寄せられた作品

詩から生まれた翻案・イラストや、朗読・解説などの関連リンクを持ち寄れます。

まだ投稿はありません。

この詩に作品を寄せる