罪
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「夕ぐれ集會あり、堂に上れ、
老師ぞきたる」と示あれど、
身ひとり樹蔭に隱れ入りて
懸想の痛みを忍び泣きぬ。
素より成道興にあらず、
頤瘠せてもつとむべきを、
若きぞ罪なる、人を見ては、
すぐよか心も動きそめぬ。
聞け、今和讚ぞ堂におこる、
世の路よけつる報ありて、
友みな佛の恩得るに、
われのみひとりや罪におつる。
罪をも厭はじ、人もあらば
凭りても泣かんを、人もあらじ。
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