庭で(二)

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草の一 天が今日は実に近い 手のとどきそうな近さだ 草もそれを知っている だから謙虚に葉末を垂らしている 草の二 光よ 山へのぼって探しに行けぬ 光よ 草の葉の間にいてはくれぬか 草の三 私はいま前後左右すべて生命にかこまれている 庭はなみなみと生命にみちあふれている 鳥の水あびのように私はいま草上で生命のゆあみをする

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