祈祷
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あはれみたまへ、もくろみの
戸にたたずめるうつけさを、
わがたましひは、しろたへの
無能に無爲にあをざめり。
業をやめたるたましひは
吐息に蒼きたましひは、
たゞ眺むらむ、疲れはて、
莟の花に震ふ手を。
かかりしほどにわが心、
紫紺の夢の玉を吹き、
蝋の纖手のたましひは
月の光をふりそゝぐ。
月の光に明日といふ
黄花のさゆり透きみえて、
月の光に手の影は
ひとり悲しくあらはれぬ。
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