日曜日

上田敏

タグを編集・提案

作品の主題・モチーフなど、対象に固有の情報を登録してください。年代・形式・表記・文学運動などの共通分類は登録できません。会員タグの追加と、正式タグの削除は、5人の支持で自動反映されます。

ログインするとタグの追加・削除を提案できます。

日曜日には、ゆかりある 阿嬭兒の名誦みあげて 珠數爪繰るを常とする。 オルフェエよ、若きオルフェエ、 アルフェエ川の夕波に 轟きわたる踏歌の聲…… パルシファル、パルシファル、 おほ禍つびの城壁に 白妙清き旗じるし…… プロメテエ、プロメテエ、 不信心者の百代が 口傳にする合言葉…… ナビュコドノソル皇帝は 金の時代の荒御魂、 今なほこれらを領するか…… さて、つぎに厄娃の女たち、 われらと同じ運命の 乳に育つた姉妹…… サロメ、サロメ、 戀のおほくが眠つてる 蘭麝に馨る石の唐櫃…… オフェリイ姫はなつかしや、 この夏の夜に來たまはば 人雜もせず語らはう…… サラムボオ、サラムボオ、 墓場の石にさしかゝる 清い暈きた月あかり…… おほがらの后メッサリイヌよ、 紗の薄衣を掻きなでて、 足音ぬすむ豹の媚…… おお、いたいけなサンドリヨン、 蟋蟀も來ぬ爐のそばで、 裂れた靴下縫つてゐる…… またポオル、ヸルジニイ、 殖民領の空のもと さても似合の女夫雛…… プシケエよ、ふはり、ふはりと 罪の燐火に燃えあがり、 消えはしまいか、氣にかかる……

ログインすると、この作品に自分だけに見えるメモを残せます。

批評・感想 0

作品の表現や構成を検討し、根拠を示しながら評価・講評する場所です。

まだ批評・講評はありません。

日曜日の談話

疑問や連想、ちょっとした読み方などを気軽に話せます。

まだ投稿はありません。

話題を投稿する

日曜日に寄せられた作品

詩から生まれた翻案・イラストや、朗読・解説などの関連リンクを持ち寄れます。

まだ投稿はありません。

この詩に作品を寄せる