雪
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シモオヌよ、雪はそなたの頸のやうに白い、
シモオヌよ、雪はそなたの膝のやうに白い。
シモオヌよ、そなたの手は雪のやうに冷たい、
シモオヌよ、そなたの心は雪のやうに冷たい。
雪は火のくちづけにふれて溶ける、
そなたの心はわかれのくちづけに溶ける。
雪は松が枝の上につもつて悲しい、
そなたの額は栗色の髮の下に悲しい。
シモオヌよ、雪はそなたの妹、中庭に眠てゐる。
シモオヌよ、われはそなたを雪よ、戀よと思つてゐる。
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