すれちがいの娘
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この途はここから
でこぼこになり
赤みをおびながら
曲りくねって
松林の中へと這いつくばっているのだ
村の人たちはいつもながら
じぐざぐにこの途を歩いて行って
この途をじぐざぐに歩いて帰り
牛車も馬車もがた揺れの音を立てるのだ
ある日このでこぼこを
あっちへ曲りこっちに曲りして
ハイヒールとやらに出会したのだが
すれちがいの挨拶に
ふと気がついてみると
野良着の姿でしか見かけなかった
西の家の娘なのだ
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