秋の夜の歌

与謝野晶子

タグを編集・提案

作品の主題・モチーフなど、対象に固有の情報を登録してください。年代・形式・表記・文学運動などの共通分類は登録できません。会員タグの追加と、正式タグの削除は、5人の支持で自動反映されます。

ログインするとタグの追加・削除を提案できます。

時計を見れば十一時、 秋の夜長の嬉しさよ、 筆さしおきて、また更に 己が時ぞと胸をどる。 立ちつつ棚の本を抽く。 夜更けて物を読むことは、 田を刈る人が手を止めて しばらく空を見るよりも 更に澄み入る心なれ。 一のペイヂをそつと切る。 今夜新たに読む本は 未知の世界の旅ぞかし。 初めの程は著者とわれ 少し離れて行くも好し。 敬ふごとく次を切る。 唯だ打黙し読むことを もどかしとする虫ならん、 我れに代りて爽かに 前の廊より声立てぬ。 電灯のいろ水に似る。

ログインすると、この作品に自分だけに見えるメモを残せます。

批評・感想 0

作品から読み取ったことや、自分の中に生まれた感覚をまとまった文章で残す場所です。

まだ解釈・感想はありません。

秋の夜の歌の談話

疑問や連想、ちょっとした読み方などを気軽に話せます。

まだ投稿はありません。

話題を投稿する

秋の夜の歌に寄せられた作品

詩から生まれた翻案・イラストや、朗読・解説などの関連リンクを持ち寄れます。

まだ投稿はありません。

この詩に作品を寄せる