或年の夏

与謝野晶子

タグを編集・提案

作品の主題・モチーフなど、対象に固有の情報を登録してください。年代・形式・表記・文学運動などの共通分類は登録できません。会員タグの追加と、正式タグの削除は、5人の支持で自動反映されます。

ログインするとタグの追加・削除を提案できます。

米の値の例なくも昂りければ、 わが貧しき十人の家族は麦を食らふ。 わが子らは麦を嫌ひて 「お米の御飯を」と叫べり。 麦を粟に、また小豆に改むれど、 猶わが子らは「お米の御飯を」と叫べり。 わが子らを何と叱らん、 わかき母も心には米を好めば。 「部下の遺族をして 窮する者無からしめ給はんことを。 わが念頭に掛かるもの是れのみ」と、 佐久間大尉の遺書を思ひて、 今更にこころ咽ばるる。

ログインすると、この作品に自分だけに見えるメモを残せます。

批評・感想 0

作品から読み取ったことや、自分の中に生まれた感覚をまとまった文章で残す場所です。

まだ解釈・感想はありません。

或年の夏の談話

疑問や連想、ちょっとした読み方などを気軽に話せます。

まだ投稿はありません。

話題を投稿する

或年の夏に寄せられた作品

詩から生まれた翻案・イラストや、朗読・解説などの関連リンクを持ち寄れます。

まだ投稿はありません。

この詩に作品を寄せる