駆け出しながら

与謝野晶子

タグを編集・提案

作品の主題・モチーフなど、対象に固有の情報を登録してください。年代・形式・表記・文学運動などの共通分類は登録できません。会員タグの追加と、正式タグの削除は、5人の支持で自動反映されます。

ログインするとタグの追加・削除を提案できます。

いいえ、いいえ、現代の 生活と芸術に、 どうして肉ばかりでゐられよう、 単純な、盲目な、 そしてヒステリツクな、 肉ばかりでゐられよう。 五感が七感に殖える、 いや、五十感、百感にも殖える。 理性と、本能と、 真と、夢と、徳とが手を繋ぐ。 すべてが細かに実が入つて、 すべてが千千に入りまじり、 突風と火の中に すべてが急に角を描く。 芸も、思想も、戦争も、 国も、個人も、宗教も、 恋も、政治も、労働も、 すべてが幾何学的に合されて、 神秘な踊を断えず舞ふ 大建築に変り行く。 ほんに、じつとしてはゐられぬ、 わたしも全身を投げ出して、 踊ろ、踊ろ。 踊つて止まぬ殿堂の 白と赤との大理石の 人像柱の一本に 諸手を挙げて加はらう。 阿片が燻る…… 発動機が爆ぜる…… 楽が裂ける……

ログインすると、この作品に自分だけに見えるメモを残せます。

批評・感想 0

作品の表現や構成を検討し、根拠を示しながら評価・講評する場所です。

まだ批評・講評はありません。

駆け出しながらの談話

疑問や連想、ちょっとした読み方などを気軽に話せます。

まだ投稿はありません。

話題を投稿する

駆け出しながらに寄せられた作品

詩から生まれた翻案・イラストや、朗読・解説などの関連リンクを持ち寄れます。

まだ投稿はありません。

この詩に作品を寄せる