我子等よ

与謝野晶子

タグを編集・提案

作品の主題・モチーフなど、対象に固有の情報を登録してください。年代・形式・表記・文学運動などの共通分類は登録できません。会員タグの追加と、正式タグの削除は、5人の支持で自動反映されます。

ログインするとタグの追加・削除を提案できます。

いとしき、いとしき我子等よ、 世に生れしは禍か、 誰か之を「否」と云はん。 されど、また君達は知れかし、 之がために、我等――親も、子も―― 一切の因襲を超えて、 自由と愛に生き得ることを、 みづからの力に由りて、 新らしき世界を始め得ることを。 いとしき、いとしき我子等よ、 世に生れしは幸ひか、 誰か之を「否」と云はん。 いとしき、いとしき我子等よ、 今、君達のために、 この母は告げん。 君達は知れかし、 我等の家に誇るべき祖先なきを、 私有する一尺の土地も無きを、 遊惰の日を送る財も無きを。 君達はまた知れかし、 我等――親も子も―― 行手には悲痛の森、 寂寞の路、 その避けがたきことを。

ログインすると、この作品に自分だけに見えるメモを残せます。

批評・感想 0

作品から読み取ったことや、自分の中に生まれた感覚をまとまった文章で残す場所です。

まだ解釈・感想はありません。

我子等よの談話

疑問や連想、ちょっとした読み方などを気軽に話せます。

まだ投稿はありません。

話題を投稿する

我子等よに寄せられた作品

詩から生まれた翻案・イラストや、朗読・解説などの関連リンクを持ち寄れます。

まだ投稿はありません。

この詩に作品を寄せる