我子等よ
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いとしき、いとしき我子等よ、
世に生れしは禍か、
誰か之を「否」と云はん。
されど、また君達は知れかし、
之がために、我等――親も、子も――
一切の因襲を超えて、
自由と愛に生き得ることを、
みづからの力に由りて、
新らしき世界を始め得ることを。
いとしき、いとしき我子等よ、
世に生れしは幸ひか、
誰か之を「否」と云はん。
いとしき、いとしき我子等よ、
今、君達のために、
この母は告げん。
君達は知れかし、
我等の家に誇るべき祖先なきを、
私有する一尺の土地も無きを、
遊惰の日を送る財も無きを。
君達はまた知れかし、
我等――親も子も――
行手には悲痛の森、
寂寞の路、
その避けがたきことを。
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