PoetryFactoryは、ポエカフェを終了した際に日本の代表的な詩を読む機会もつくるべきだと、使用するテキストを検討しました。その際、最もわかりやすく魅力的な教科書だと感じたのが『日本名詩選』シリーズでした。
そこですぐに西原先生にご連絡し、有難いことに2つ返事でお会いしてくださいました。そこからは、弊社詩人の平井ともビジョンが一致し、日本の近代詩や現代詩を研究者から学ぶ講座や文学散歩の構想が広がり、西原先生を講師としてお迎えした講座を継続的に開催しております。

東京外国語大学教授 西原 大輔

Daisuke Nishihara

日本の名詩を読み解く鍵を探して

なぜこの作品が名詩なのか? 難解な詩はどう読み解いたら良いのか? 研究者かつ実作者の私は、今日まで蓄積されてきた研究や評論の成果を、広くわかりやすく伝えたいと願っています。まず2015年には、単行本『日本名詩選1・2・3』(笠間書院)で、222篇の詩を解説しました。2023年8月から開催している連続講座では、詩を読むコツを紹介しながら、参加者と議論してゆきます。詩の読解のノウハウや手口を、出し惜しみなく話します。是非いっしょに意見や感想を語りあいましょう。

ご経歴

1967年東京生まれ。筑波大学・東京大学大学院に学ぶ。シンガポール国立大学・駿河台大学・広島大学を経て、現在東京外国語大学で日本文学を担当。

主な著作

著作
『谷崎潤一郎とオリエンタリズム――大正日本の中国幻想』『日本人のシンガポール体験』
『日本名詩選3[昭和戦後篇]』など。
詩集
『赤れんが』『掌(てのひら)の詩集』『詩物語』など。

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