水中のをどり
本文の表示
色あかきゐもりの腹のひとをどり、
水の痛さにひとをどり。
腹の赤さは血のごとく、
水の痛さは石炭酸を撒るごとし。
時は水無月、日は眞晝、
ゐもりの小さきみなし兒は
尻尾もふらず、掌も開かず、
たつた、ふたつの眼を開けて
ついとかへりぬひとをどり…………
風はつめたく、山ふかく、
青い松葉が針のごと光りて落つるたまり水。
色あかきゐもりの腹のひとをどり、
水の痛さにひとをどり。
ログインすると、お気に入り登録や選集への追加ができます。
ログインすると、この作品に自分だけに見えるメモを残せます。
水中のをどりの談話
疑問や連想、ちょっとした読み方などを気軽に話せます。
まだ投稿はありません。
水中のをどりに寄せられた作品
詩から生まれた翻案・イラストや、朗読・解説などの関連リンクを持ち寄れます。
まだ投稿はありません。
批評・感想 0
作品から読み取ったことや、自分の中に生まれた感覚をまとまった文章で残す場所です。
まだ解釈・感想はありません。
ログインすると解釈・感想を書けます。