また自らにも与へられる日
本文の表示
人間の苦労をつくづく私はして来た
欄間にかけた
ドストエフスキイの顔を見る
室を歩くたびにその顔をよく見る
けふも友人の苦しみを聞いた
その人のことを考へるだけでも
おれはよいことをしたと思ふ
自分が友の門のところまで行つて
パンを投げ込んでからも
自分が果してさういふことをしていいかと
永い間自分を恥ぢた
そして此人の肖像のしたで
打たれ苦しめられて
深い恥かしさを受けてゐる
おお 大ドストイエフスキイ!
ログインすると、お気に入り登録や選集への追加ができます。
ログインすると、この作品に自分だけに見えるメモを残せます。
また自らにも与へられる日の談話
疑問や連想、ちょっとした読み方などを気軽に話せます。
まだ投稿はありません。
また自らにも与へられる日に寄せられた作品
詩から生まれた翻案・イラストや、朗読・解説などの関連リンクを持ち寄れます。
まだ投稿はありません。
批評・感想 0
作品から読み取ったことや、自分の中に生まれた感覚をまとまった文章で残す場所です。
まだ解釈・感想はありません。
ログインすると解釈・感想を書けます。