死は羽団扇のやうに

大手拓次

タグを編集・提案

作品の主題・モチーフなど、対象に固有の情報を登録してください。年代・形式・表記・文学運動などの共通分類は登録できません。会員タグの追加と、正式タグの削除は、5人の支持で自動反映されます。

ログインするとタグの追加・削除を提案できます。

この夜の もうろうとした みえざる さつさつとした雨のあしのゆくへに、 わたしは おとろへくづれる肉身の あまい怖ろしさをおぼえる。 この のぞみのない恋の毒草の火に 心のほのほは 日に日にもえつくされ、 よろこばしい死は にほひのやうに その透明なすがたをほのめかす。 ああ ゆたかな 波のやうにそよめいてゐる やすらかな死よ、 なにごともなく しづかに わたしのそばへ やつてきてくれ。 いまは もう なつかしい死のおとづれは 羽団扇のやうにあたたかく わたしのうしろに ゆらめいてゐる。

ログインすると、この作品に自分だけに見えるメモを残せます。

批評・感想 0

作品の表現や構成を検討し、根拠を示しながら評価・講評する場所です。

まだ批評・講評はありません。

死は羽団扇のやうにの談話

疑問や連想、ちょっとした読み方などを気軽に話せます。

まだ投稿はありません。

話題を投稿する

死は羽団扇のやうにに寄せられた作品

詩から生まれた翻案・イラストや、朗読・解説などの関連リンクを持ち寄れます。

まだ投稿はありません。

この詩に作品を寄せる