懷古

佐藤惣之助

タグを編集・提案

作品の主題・モチーフなど、対象に固有の情報を登録してください。年代・形式・表記・文学運動などの共通分類は登録できません。会員タグの追加と、正式タグの削除は、5人の支持で自動反映されます。

ログインするとタグの追加・削除を提案できます。

カーキいろの山脈の皺に夕映が滴り 空氣いろのつよい反映が加はつて 爽涼たる景觀の線を發してゐるのを見ては どうして旅行者自身の精神を 鎭靜な香爐のやうに思念せずにはゐられよう あの寛濶で古雅なひろがり! 未來への探照燈めいたうすら明り そこに重重しくも老いたる地球の 時間の幕と波濤を重ね、かさね 青黒き深林帶へまで、又は谿の陰影へまで ほがらかなる夕映から夜の色を塗りかへようとしてゐるのを こんなにも寂默として見送り、見送り 自身が自然への雲翳として存在しては。 (藏王山にて)

ログインすると、この作品に自分だけに見えるメモを残せます。

批評・感想 0

作品の表現や構成を検討し、根拠を示しながら評価・講評する場所です。

まだ批評・講評はありません。

懷古の談話

疑問や連想、ちょっとした読み方などを気軽に話せます。

まだ投稿はありません。

話題を投稿する

懷古に寄せられた作品

詩から生まれた翻案・イラストや、朗読・解説などの関連リンクを持ち寄れます。

まだ投稿はありません。

この詩に作品を寄せる