星夜
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腰にからめる紅の
帶は虹に似たるかな
衿にほのめく白妙は
谷につゝめる雪と見ん
美しき舞姫よ
鳥は霞の天に舞ひ
蝶は花野の地に迷ふ
君若草を枕して
夢見る勿れ春の野に
美しき舞姫よ
笄光る黒髮は
解かば風に亂れなむ
せめてはかくせ扇もて
月の影ある眉の跡
美しき舞姫よ
星の夜、姉に伴ひて
祇園の町をさまよへば
櫻はちんぬ、しかれども
おさなかりけるうき人の
俤に似し君を見て
うらぶれわたるわれさへも
西の京の去りかねて
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