親として
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人の身にして己が児を
愛することは天地の
成しのままなる心なり。
けものも、鳥も、物云はぬ
木さへ、草さへ、おのづから
雛と種とをはぐくみぬ。
児等に食ません欲なくば
人はおほかた怠らん。
児等の栄えを思はずば
人は其身を慎まじ。
児の美くしさ素直さに
すべての親は浄まりぬ。
さても悲しや、今の世は
働く能を持ちながら、
職に離るる親多し。
いとしき心余れども
児を養はんこと難し。
如何にすべきぞ、人に問ふ。
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