千家元麿

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君は知つてゐるか 全力で働いて頭の疲れたあとで飯を食ふ喜びを 赤ん坊が乳を呑む時、涙ぐむやうに 冷たい飯を頬張ると 餘りのうまさに自ら笑ひが頬を崩し 眼に涙が浮ぶのを知つてゐるか うまいものを食ふ喜びを知つてゐるか、 全身で働いたあとで飯を食ふ喜び 自分は心から感謝する。 (一〇、二五)

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